参拝の作法

◆	鳥居をくぐる時は軽く会釈をし中央は避けて通る。
	中央は正中といわれる神様の通り道です。
◆	手水で清める（必ず手と口を清めること）「柄杓に口はつけない」
◆	お賽銭
	賽銭は手からすべり落とすように入れます。「お金は、投げないこと、神様に失礼になります」
◆	神殿前での拝礼（二拝二拍手一拝）
	・二回頭を深く下げます。
	・二拍手（拍手を二度うつ）
	・お祈りをして最後にもう一度、頭を深く下げます。
◆	最後に、鳥居を出てから振り返り、一礼して退場致します。

手水（てみず）の作法

◆	神社にお参りする際はまず、（手水舎）で手と口をすすぎます。
	・はじめに左手を清めます。
	・次に右手を清めます。
	・柄杓に直接口をつけず、手のひらに水を受け、口をすすぎます。
	・そしてもう一度左手を清めます。
	・柄杓を縦に持ち、残った水で柄を洗い流します。

玉串奉奠（たまぐしほうてん）の作法

◆	玉串（榊）を受け取る祭は、まず一礼をし両手で受け取り、左手（葉先）が高くなる様にします。
◆	このとき、榊は右が枝元、左が葉がくるように渡されます。
◆	右手の親指を上にし、榊の根元を持ち、左手で榊の中ほどを下からささえ、胸高に持ちます。
◆	榊の根元が自分が、いる方向に向くように右手を引き（葉先が神前に向かう）、左手も根元に持ち替えて、祈念します。
◆	右手で榊の葉先を持ち、時計回りに玉串を動かして根元が神前に向かうようにします。
◆	枝元を玉串案に供えます。
◆	その後に、「二拝二拍手一拝」でお参りし、元の席に戻ります。

神棚（御神札）の祀り方

◆	神棚は、一般的に、一社宮（扉が一つ）の物と三社宮(扉が三つ）の物があります。
	・一社宮に祀る場合は、一番上（手前）から、天照皇大神宮、氏神様、崇敬神社をお祀りします。
	・三社宮に祀る場合は、扉の内の中央に、天照皇大神宮、向かって右側に氏神様、左側に崇敬神社をお祀りします。

神棚（お供え）のしかた

◆	一般的な家庭でのお供え物は、米・酒・塩・水になります。
◆	神棚の広さなどによって下記の図を参考にして下さい。

古い御神札の納め方

◆	年の暮れには、神棚をきれいにし、新しい御神札を祀りましょう。
◆	一年間お守りいただいたことに感謝し、御神札を受けた神社へ、納めて『お焚き上げ』をしてもらいます。
◆	御神札や御守を納めるときは、受けた神社へ納めることが望ましいのですが、旅先など遠隔で受けてきた御神札は、なかなかいけませんので、当神社へ納めても差し支えありません。
◆	神明神社では、納札所に納めて頂ければ、大晦日、元旦の両日で『お焚き上げ』を行います。
◆	※お賽銭をお忘れなく。

忌服についておしえて下さい

◆	家族や親族に「弔辞」が生じた場合には、不幸を乗り越えて清浄な心身を回復し、その後の正常な生活へ立ち返る節目にと、一定の期間をもうけて喪に服し慎みます。これを「忌服（きぶく）」といいます。
◆	この忌服期間中は、神棚に半紙を張り、お供えと拝礼はしばらく中止します。
◆	忌が明けた後に、半紙を取り除き、お供えと拝礼を再開します。
◆	一般には五十日祭（仏式の四十九日）の終了をもって忌明けとします。
◆	正月がこの期間に重なった場合は、忌明け後、すみやかに新年の御神札を受けましょう。
◆	又は、五十日の期間中に御神札を受けておき、明けてからお祀りして下さい。

厄年

◆	厄年とは、人生の中で、大きな転機・節目を迎える年であると言われています。古来より、この年になると、肉体的にも精神的にも調子を崩しやすい年齢として、忌み慎むべきとされてきました。
◆	神社で厄祓を受けて、その年が無事に過ごせるようお祈りしましょう。

男性の厄年

◆	男性の厄年は、25歳、42歳、61歳です。その前後を「前厄」、「後厄」と言います。中でも、男性の42歳は「大厄」と言われ、特に忌み慎むべき年齢といわれています。
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女性の厄年

◆	女性の厄年は、19歳、33歳、37歳です。その前後を「前厄」、「後厄」と言います。女性の33歳は「大厄」と言われ、特に忌み慎むべき年齢といわれています。
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神社に狛犬が設置されていますが

◆	狛犬は神社の守護、魔除けとして、参道に置かれた一対の獅子形の像です。
	・獅子は古来、百獣の王とされ、神域の邪気を払うとされています。
	・狛犬の起源は古く、紀元前のインドや中国にいたライオンや獅子が変化しながら、朝鮮の高麗（こま）を経て日本に伝えられたと言われています。
	・日本の犬とは異なる姿が、高麗の犬だろうと考えて、高麗犬と名づけ、その後狛犬の字をあてるようになったと言う説があります。
	・一般に神社に置かれるようになったのは平安時代の終わり頃の様です。

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